〜スコッチへの想い〜

 

      スコッチを飼育し始めて40年が過ぎました。

   秋沢道子先生(エーデルワイス犬舎)というテリアの達人の下でわりと長くお世話に

   なっていました。

   トリミングの手ほどきを受け、スコッチの見方、ハンドリングを教えてもらい、

   STS においてドッグショーを楽しんできました。

     ショーを成功させるための頭数集めを自分の仕事と決め、どこへでも行って

       ショーへ出すためのトリミングをほどこし、ショーの会場の手配、人と犬を会場に招き、

       ショーが終わればスコッチを飼っている人たちと酒を飲み、次の会のための打ち合わせをし、

      月日があっという間に過ぎてゆきました。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 JSTA発足 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

   色々ありまして時は流れ、僕を含め 古畑 正氏 他6名が発起人となり、

   スコッチを飼っている人たちに呼びかけ JSTA を発足させ今日に至っています。

   JSTA での僕の役目も STS と何ら変わっていません。

   変わったことと言えば ショーの形態が少し変わったことでしょうか。

   スコッチを飼っている人のためのショー作りをしています。

   具体的に言いますと、

    早食い競争(優勝犬、準優勝犬、3位、4位として賞品の授与)

    ファッションショー(いろいろな賞を用意しています)

    スコッチ物のグッズコーナー(会の皆さんの持寄りです。値段は本人が決めて提示。)

    ドッグショー(パピークラスにおいては歩様とフリーポーズで採点。 

                             ( 成犬クラスは一般のショーと同じです。)

   「ルールある遊び」 というのが僕のショーの考え方です。           

   ある程度のルール( こう歩きましょう! こう見せましょう!等etc)がショーには必要ですが・・。

   一日楽しく遊んだと思っていただければうれしい事です。 

   これからもあまり背伸びをせず、ショーを運営してゆきたいと思っています。

   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 繁 殖 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

   繁殖に関しては、イギリスのタムジン犬舎とアメリカのマックバン犬舎から犬を

   輸入してブリーディングしています。

       両犬舎のスコッチたちはスコッチらしい良い顔をしています。

   年間イギリスでチャンピオンになれる頭数は、牡・牝合わせて大体7頭、

   アメリカでは150頭くらいです。両犬舎ともにコンスタントにチャンピオン犬

   を作り出しています。それぞれの犬舎の良さを取り入れながらランドローズ

   独自のすばらしいスコッチを作出すべくがんばっています。

   わが家で作出した仔犬たちを愛好家の方にお譲りしても、あまり間違った犬を 

       お渡しすることはないであろうと思っています。

   はるばるイギリスとアメリカから日本にやって来た犬たちの命を守り、愛犬として

   家族の中で一生幸せに暮らしてもらうことが僕の務めです。

      そしてひとりでも多くの方にスコッチを飼っていただき、スコッチの良さを知っていた

   だきたい。それが僕の願いです。

                                             中原 麟太郎                                               

 

 

                                               MENU もどる